舒 達 SHU Da

舒 達 SHU Da

『無無明尽』
《2024/樹脂3D プリント/装花》
装花:草月流白鳥一晴
製作助成:寺町商店街美術館

駅から始まるアートイベント『キテミテ中之島2025」出品作品のコンセプト

「無無明尽」は、古代建築の藻井から着想を得て、天地が逆転する無重力空間を創出するインスタレーションです。本作は、伝統的な空間構造を再解釈し、観る者の感覚を揺さぶる体験を提供します。
特に、華道家・白鳥一晴氏とのコラボレーションにより、静と動、自然と人工が交錯する独自の世界観を表現。光と影が織りなす空間は、現実と虚構の境界を曖昧にし、鑑賞者を新たな視点へと導きます。
都市の中で「天地の転倒」という視覚的・感覚的な問いを投げかけ、都市と自然、歴史と未来の関係性を探求する作品です。

駅から始まるアートイベント「キテミテ中之島2025」への想い

人間は普遍的な枠組みを通じて世界を理解しようとしますが、それらは絶対的ではなく、視点を変えることで無限の解釈が生まれます。私の作品「無無明尽」は、古代の藻井から着想を得て、天地が転覆するような無重力空間を創出する試みです。これは視覚的な倒錯を通じて、私たちの存在の根源に問いかけるものです。単なる視覚的美を超え、「空間の認識を揺るがす装置」として機能することを目指しています。
アートはフィクションでありながら、現実を再構築する力を持っています。「無無明尽」は、現実世界の物理的法則や文化的枠組みを問い直し、観る者の想像力を刺激します。白鳥一晴氏との協働により、生の象徴を取り入れることで、時間と空間の流動性をより強く表現し、生命の儚さと永遠性の交錯を提示します。駅という場で、現実と虚構の境界を曖昧にする体験を提供したいと考えています。

■Profile■

1995
中国生まれ
2025
京都市立芸術大学大学院美術研究科博士後期彫刻領域博士号取得
現在
京都府在住

【個展】

2020
「荒誕人」YanGarden (東莞市、広東省、中国)
2023
「脱け殻の可能態」(海風ギャラリー 京都)
2024
「脱殻の可能態 Ⅳ」 (KCUA 交流室 2 &博士立体工房 京都)

【グループ展】

2019
「光的故事」テーマ展 陶渓川美術館 ( 景徳鎮市、江西省、中国 )
2020
「重なる可能性の範囲 彫刻と対話法」(府中市美術館 市民ギャラリー 東京)
2021
「彼方はいつもさまよっている」 (萬福寺/京都)
「Multiplayer-iART 青年芸術家企画展」 (重慶原・美術館 重慶、中国 )
武蔵野美術大学卒業制作展 (武蔵野美術大学美術館 /東京)
2023
「寺町学生コラボ展」 (寺町京極 商店街美術館/京都)
「実在しない彫刻」 (オンライン 東京、日本)

 

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