堀川 すなお HORIKAWA Sunao

堀川 すなお HORIKAWA Sunao

『キウイno. 1- 5』
《2025/絵画/色鉛筆、マイラーフィルム》

駅から始まるアートイベント『キテミテ中之島2025」出品作品のコンセプト

私の制作では、美術における写実とは異なる「観察と描写」の視点から、図譜や地図などが現実をいかに観察し平面上に描写してきたかを研究しています。そして、その研究に基づき絵画(平面作品)を制作。この制作が特に焦点を当てるのは、人の対象の捉え方です。人は過去の経験や知識、先入観により対象を画一的に認識し、その結果、対象そのものが見過ごされているのではないかと考えています。そのため、対象を注意深く観察し、対象に本来備わっているにもかかわらず見過ごされやすい特徴的な形を意識的に抽出します。さらに、特定の個体ではなく、その対象が属するカテゴリー(種)に共通する形を描き出すことを試みています。この手法により、世の中に流布する画一的な捉え方では見過ごされがちな形を発見・視覚化し、対象の新たな捉え方を提示することを目指しています。

駅から始まるアートイベント「キテミテ中之島2025」への想い

アートは人々の想像力を刺激し、新たな視点や価値観を提供することで、認識が拡張されます。アートをきっかけに、異なる背景を持つ人々が互いに想像力を膨らまし、共生する社会が実現可能となることを期待します。

■Profile■

1986
大阪府生まれ
京都市立芸術大学大学院 美術研究科博士(後期)課程油画領域 在学中
現在
広島県在住

【個展】

2013
クリテリオム87 堀川すなお/ 水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室、茨城
2015
解釈と行為 SEEING AND PRACTICING/ 大阪府江之子島文化芸術創造センターRoom.2、大阪
2016
The thing/ Studio 32、ニューヨーク
2019
Sunao Horikawa Window Display Work/ ポーラ ザ ビューティー銀座、東京
2021
分かろうとしようとする行為/ 東大阪市文化創造館、大阪

【グループ展】

2008
NEW WORK/ グレートホールギャラリー、ニューヨーク
2012
VOCA展ー新しい平面の作家たち2012/ 上野の森美術館、東京
2017
清流の国ぎふ芸術祭 ART AWRD IN THE CUBE 2017/ 岐阜県美術館、岐阜
2018
ポーラミュージアムアネックス展/ ポーラミュージアムアネックス、東京
ART TOKYO/ 東京国際フォーラム、東京 (ポーラ美術財団より参加)
未完の庭、満ちる動き/ 青森公立大学国際芸術センター青森、青森
2019
Exploring – 共通するものからみつける芸術のかけら/ 江之子島文化芸術創造センターenoco、大阪
チョウカイホウセイサクシツ / 京都駅ビル、京都
2022
A-LAB Exhibition vol.35 「目で目は見えぬけれども」 / あまらぶアートラボA-Lab、兵庫
2024
白市町屋美術館 / 有形文化財伊原家住宅、広島

 

《ラグビーボール#1. 18. 5. . 10 + Sof Ⅰ Har . 触ー目. Or g: Top》
撮影:表恒匡