北村 友海 KITAMURA Yumi
『静けさのなかに』
《2025/日本画/高知麻紙 水干絵具 岩絵具 黒箔》
駅から始まるアートイベント『キテミテ中之島2025」出品作品のコンセプト
何百年何千年と強く根を張り生きている木は、倒れてしまった後も森の栄養分となり生き続けます。大量の雨に海や川、落ち葉や小枝、鹿までも全てが屋久島を作っているのだとひしひしと感じました。何千万年かけた命の循環によって今の屋久島に出会うことができたのだと思うと心を揺さぶられます。森の力強さ、島の命の強さに引き込まれました。体内に溜め込んだ屋久島の偉大なエネルギーを詰め込んだ作品となっています。
駅から始まるアートイベント「キテミテ中之島2025」への想い
私はもっと美しい自然を見たい。
私は今「自然の美しさ、強さ、儚さ」をテーマとして制作をしています。
この中の「儚さ」とは、私にはどうしても世界でとどめなく起こる自然環境の変化と繋がってしまいます。そして自然環境は人間社会・文化と密接な関係を持っています。
人間と自然、この何千年と共存してきた両者は、未来も共存していかなくてはならない。
私は自然や巨樹を描くことで、自然が培った文化と環境問題との繋がり、そして屋久島の森の力強さがいかに自然環境と大きく繋がっているのかを訴えたい。この森がいかに世界に誇るべきものであるかを伝えていきます。それは途方もなく遠い道のりなのかもしれませんが、それが私の望みです。
■Profile■
2000
静岡県生まれ
2025
京都精華大学芸術学部造形学科日本画コース卒業
現在
京都府在住
【グループ展】
2023
登 (芸術準備室ハイセン/滋賀)
2024
こはる(アートギャラリーKara-s 、京都)
2024
栞 (アートギャラリー北野/京都)
2024
結 (アートギャラリー北野/京都)
2025
優しさのなかで (アートギャラリー北野/京都)
【公募展・受賞】
2022
日春展入選
2024
日春展入選
《透きとおり、ひかるもの》
